
すいちゃんのオリジナルの、はじまりの曲。
「comet」は2018年11月22日、自身のYouTubeで公開された初のオリジナル楽曲です。
作詞・作編曲は*Lunaさん。MVはすいちゃん自身が制作しています。
後の武道館でも、TAKU INOUEさんリミックスとして原点回帰のコーナーを飾った曲。
いま聴いても、「生まれたばかりの小さな光」が、そのまま今の彗星につながって見える。
この記事では、公式クレジットと公開情報を土台に、歌詞の読み筋を一人のリスナーとして整理します。
※歌詞の全文は配信サービス等でご確認ください(本記事は長文引用しません)。
基本情報
| 区分 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|
| 楽曲 | タイトル | comet |
| 楽曲 | アーティスト | 星街すいせい |
| 楽曲 | YouTube公開 | 2018年11月22日(初オリジナル) |
| 楽曲 | 作詞・作曲・編曲 | *Lunaさん |
| 楽曲 | デジタルリリース | 2021年6月26日(『Bluerose / comet』両A面の一面) |
| 楽曲 | 品番例 | CVRD-050 |
| 楽曲 | アルバム | 1st『Still Still Stellar』にも収録(Still Still Stellar ver. 等) |
| MV | 制作 | 星街すいせい |
公式リンク
なぜ「comet」が原点と呼ばれるか
活動初期、グループを経て再び個人で歩きはじめた時期に届いた曲です。
公開が当初予定より遅れた経緯(当時の所属をめぐる動き)は各種資料でも触れられていますが、曲そのものが語っているのは、もっと単純で強い願いです。
- 小さな光でも、誰かに届くように声を振り絞る
- いつか満天の星を降らせる
- 「私のこと見ていてね」と、観客のまなざしを求める
アイドルとしての宣言であり、VTuberとしての出発の宣誓でもある。
だからこそ、武道館でリミックスが流れたとき、ただの「古い曲」ではなく手紙の返信のように聞こえたのだと思います。
歌詞の意味を、流れで読む
ここからは私が感じたこと。歌詞そのものは最小限にして、印象に残ったところだけ拾っていきます。
1. 流れ星を追いかけて/彗星のスターライト
空で輝いた流れ星を追い、いつか君を照らす——という導入。
追う側だった自分が、照らす側になる。
彗星(comet)という名前のまま、役割が反転していく宣言です。
「彗星のスターライト」はキャッチフレーズとしても強く、ライブのコールに乗りやすい言葉でもある。
2. 生まれたばかりの小さな光
消えてしまいそうな声で歌を唄った、誰かに届くように振り絞った——。
まだ響かないけれど、いつか心に満天の星を、と続く。
ここが、いちばん初期のすいちゃんに重なる。完璧なスターとして登場するのではなく、小さいまま届かせにいく。
後年のヒット曲を知ってから聴くと、予言のようにも、祈りのようにも聞こえます。
3. 理想だけじゃ進めない/踏み出したばかり
理想に描いただけじゃ進めない。踏み出したばかりだけど、いつか心に満開の花を、と歌う。
夢語りで終わらせず、「踏み出した」事実を置く。行動の歌でもある。
4. 数えきれない星の中で、何が残せるか
たくさんの星が違う色で光る中で、「私は何が残せるのかな」。
答えとして、誰よりも青く強い光を——と続ける。
水色のイメージと、競うのではなく色で残る選択が印象的です。
5. 「私のこと見ていてね」
サビの着地近くで、観客への直接の呼びかけになる。
ステージをあげる、ドリームをあげる、という贈与の言葉とセットで、見ていてほしいと願う。
与える側であり、受け取ってほしい側でもある。初期オリジナルの正直さだと思います。
その後の「comet」——リリースとライブ
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2018 | YouTubeで初公開 |
| 2021 | 『Bluerose / comet』としてデジタルリリース/1stアルバム収録 |
| 2025 | 武道館SuperNovaで TAKU INOUE Remix。原点衣装のアップデートも |
| 2026 | シングル『月に向かって撃て』に comet (TAKU INOUE Remix) 収録例 |
同じ曲名でも、アレンジが変わると「出発の手紙」が「到達の手紙」に見える。
原曲とリミックスを続けて聴くと、すいちゃんの時間の進み方がよくわかります。
よくある質問(FAQ)
Q. 作詞・作曲は誰ですか?
*Lunaさんです(作詞・作編曲)。
Q. いちばん古いオリジナルですか?
YouTube公開ベースでは、初のオリジナル楽曲として位置づけられています。
Q. どれから聴けばいい?
まずは 公式MV。次に1stアルバム収録版。ライブの熱を知るなら武道館/REBOOT関連の Remix へ。
まとめ
「comet」は、小さな光のまま「見ていてね」と言った、すいちゃんの原点です。
流れ星を追う側から、照らす側へ——その宣言が、何年もあとの武道館まで届いている。
夜に原曲を1回、聴いてみてください。今のヒット曲の向こう側に、同じ彗星がいるのがわかります。